■著者:岡田純也■著者:KTC中央出版/発行1992年9月/サイズH19.0xW13.6/298頁/状態 A/カバー・帯あり
ロマンチシズムの「小川未明」、愛を描き続けた「浜田広介」、空想性きらめく「宮沢賢治」…そして「灰谷健次郎」「安房直子」。文化の豊かさは、新しいものを追い求めるばかりのところには育たないと、古典的な近代の児童文学の深さと美しさを語る。作家と作品の魅力を余すことなくちりばめた、最新日本児童文学論。
[目次紹介]
1 児童文学作家と作品の魅力
*小川未明—お伽噺から近代童話への黎明
*浜田広介—新しい幼年童話の開拓者
*宮沢賢治—現代の民話の造形
*土田耕平—郷愁と追憶の歌人・童話作家
*坪田譲治—ロマンチシズムとリアリズムの内在
*水上勉—焼跡から生まれた少年文学
*福田清人—文学者魂と読者意識
2 現代の児童文学
*転換期の作家—壺井栄・国文一太郎・福田清人・北畠八穂・石井桃子
*空想物語の現代的開花—いぬいとみこ・佐藤さとる
*読者意識の方向—山中恒・古田足日
*民話的モチーフの現代的展開—松谷みよ子・斉藤隆介
*ナンセンステールの開花—寺村輝夫・今江祥智
*幼年童話の意識変革—中川季枝子
*豊かな成熟—大石誠・今西祐行・前川康男・神沢利子・長崎源之助
*現代の読者への問いかけ—安房直子・灰谷健次郎
*小説家の児童文学
3 作品中の人物像
*「先生」
*「母」
*「父」
*「小人」
*「山んば」
*「大男」
*「鬼」
ロマンチシズムの「小川未明」、愛を描き続けた「浜田広介」、空想性きらめく「宮沢賢治」…そして「灰谷健次郎」「安房直子」。文化の豊かさは、新しいものを追い求めるばかりのところには育たないと、古典的な近代の児童文学の深さと美しさを語る。作家と作品の魅力を余すことなくちりばめた、最新日本児童文学論。
[目次紹介]
1 児童文学作家と作品の魅力
*小川未明—お伽噺から近代童話への黎明
*浜田広介—新しい幼年童話の開拓者
*宮沢賢治—現代の民話の造形
*土田耕平—郷愁と追憶の歌人・童話作家
*坪田譲治—ロマンチシズムとリアリズムの内在
*水上勉—焼跡から生まれた少年文学
*福田清人—文学者魂と読者意識
2 現代の児童文学
*転換期の作家—壺井栄・国文一太郎・福田清人・北畠八穂・石井桃子
*空想物語の現代的開花—いぬいとみこ・佐藤さとる
*読者意識の方向—山中恒・古田足日
*民話的モチーフの現代的展開—松谷みよ子・斉藤隆介
*ナンセンステールの開花—寺村輝夫・今江祥智
*幼年童話の意識変革—中川季枝子
*豊かな成熟—大石誠・今西祐行・前川康男・神沢利子・長崎源之助
*現代の読者への問いかけ—安房直子・灰谷健次郎
*小説家の児童文学
3 作品中の人物像
*「先生」
*「母」
*「父」
*「小人」
*「山んば」
*「大男」
*「鬼」
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